`09年リョーマ誕生祭
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23日PM23:56


俺は携帯と睨めっこをしていた。



明日、24日は恋人の誕生日

メールを送ろうと思ったけど、

メールじゃ冷たいか?と思い電話にしようとしたが、

声を聞いたら会いたくなってしまう…


真夜中に迷惑な事をする訳にもいかず、じゃあやっぱりメールで…


と、悪循環を繰り返していた。



「…あ、12時」


結局何も出来ず、日付が変わってしまった


半端な時間に「おめでとう」とは言いずらく、今日の朝にでも起こしに行く時に言おう。


毛布に包まり、電気を消そうとした…


-コンコン



「…誰だこんな時間に…」

不振に思いつつドアを開けるとそこにいたのは





「リョーマ…」
「中、入ってもイィ?カズヤ先輩」


問いてるにも関わらず俺の答えを聞く前に押し入り、靴を脱ぎ捨ててベッドに座った



「リョーマ、こんな時間に一体」
「今日、何の日?」
「…お前の誕生日だ、な」
「俺、待ってたのに…カズヤ先輩から何かくるの」


そう言ったリョーマは少し寂しそうだった…


「…すまない。悩んでいて…」
「何に?」


俺は少し前の事を話した。


話していくうちに段々リョーマの顔が赤くなっていく



「俺は、カズヤ先輩からのメール冷たいなんて思わないよ…」
「…そうか」
「電話だったらもっと嬉しいし、それに…」


今まではっきりとした口調で喋っていたのに急にモゴモゴし始めた

うまく聞き取れなかったので「もう一回言ってくれ」と催促すると背けていた体を俺の方に向け、







「声を、聞いたら…会いたくなるのは…俺もだよ。」


(可愛く)睨みながら言ったその言葉に俺の胸が疼いた。


堪らずリョーマの小さい身体を腕の中に納める


「ちょ、カズヤ先輩…?」
「誕生日おめでとう、リョーマ…愛してる」
「…ッ///俺、も」



来年こそは12時ピッタリにお前に会いに行くよ





∽∽∽∽∽

リョマ誕生祝い、第1弾

マジに徳リョ愛してます(*^_^*)
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