1/6ページ目 ふと、誰かに呼ばれた気がして目が覚めた。 誰が俺を呼んでいるのか。 寝ぼけながらも耳を澄ましてみる。 『…───!』 「?」 俺の名前を呼ぶ声なんて全く聴こえてはこなかったが、リビングから微かにテレビの音がした。 (理事長か優姫か…) 時計に目をやれば夜中の3時。 こんな時間にあの2人が視るような番組がやっているとは到底思えない。 ──ということは、 (テレビ付けっぱなしで寝てるのか…) あの2人なら十分ありえることだ。 仕方がないのでベッドから体を起こし、部屋を後にした。 <<重要なお知らせ>>@peps!・Chip!!をご利用頂き、ありがとうございます。
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